【コラム】4つのカテゴリー分けされたその先がポイント(WEB版)/リスキー長谷川


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年末の新機種として営業活動が開始され始めた「通常時フラグ」を利用したゲーム性を搭載したパチンコ機。ざっくり一言でまとめると「パチスロAT機的なゲーム性」をも搭載することが可能となる。通常遊技中に特定条件を契機として抽選。その当否によって今までとは違った大当りルートや状態を作ることができる。業界団体の一例を見ても「特定のチャンス目」「チャンス目の連続」「大当り・確変・時短終了後」等を契機にゲーム性を変えることが可能。チャンス目から高確率状態へ移行する、例えばSTでスルーした残念パターンを契機に移行なんてこともできると聞く。当然機械開発後には試験が存在する(またいくつかのルールが当然ながら定められている)ので出玉性能がアップするわけではないが、幅が広がるのは間違いない。パチンコの起爆剤になるか否かはここ1年で何機種ヒットが生まれ、定着するかがポイントかなと。

現在の新機種ラインナップは、ほぼ全ての機種にLTが搭載されている状況を鑑みると、これまた来年の新機種は通常時フラグを用いたものばかりになるのは明白。年末導入が予定されている機種の噂を聞く限り、まだLT終了後に再び当りやすいゾーンに入る程度の使い方のようだが、メーカー開発者からしても「他メーカーがどんなものを開発してくるか予想もできない」と言わしめるくらい使い方は無限大。あっと驚く画期的な機種登場はパチンコ新時代の到来とも言える。

それと同時に4カテゴリーをしっかり明記し、遊べる(低射幸という意味含め)タイプの充実や羽根モノの復権を狙う構想等の動きも見えてきました。が、やはりメーカー側からすれば売れる新機種は「射幸性とどう結びつけることができるか」の一点にかかっているのは間違いない。チャンス!を作り、ユーザーがやめられない、やめたら損する状態を作る機種が増えるのではないか。いや正確にはそういったものばかりになるのが問題です。結果、常日頃パチンコのことばかり考えているヘビーユーザーはその意味を理解できても、意味をあまり理解できないユーザーからすれば「よくわからない」「怖い」という理由で離反を招きかねない。逆に新しいゲーム性楽しそう!簡単そう!打ってみたい!と初心者をパチンコに誘えるような機種開発に活かせればとは思いますが、きっと出てはこないですよね。ホールの購買には結びつかないですから。

少し否定的な側面なモノの見方となりましたが、これまた個人的には超絶楽しみにしております。ほんと「そう来たか!」もあれば「名機復活やん!」もあるでしょうから。ただパチンコの醍醐味である、「状態を気にせず座れる」ことが削がれるのは残念。閉店時間や遊技時間等、パチスロ的な立ち回りは果たして必要なのか。何度も言いますがそればかりになるのが悪手なんですよね。パチスロはホールにもよりますが3~4分の1程度はノーマル機が設置されています。パチンコも4カテゴリー明記して販売するならば、自主的にカテゴリー設置割合をある程度強制できたら話はだいぶ変わってくるのですが。そうなってくると、ボールはメーカー団体からホール団体へと移行しますね。低射幸性を強制的に設置されることが良しではなく、仮にも強制的に需要が生まれることによって、機種開発に力が入る。そしてホールサイドも運用を頑張る。こうなるのが理想ですかね。書いていて難しいなとは思いますが。

■プロフィール
リスキー長谷川
㈱ユニバーサルエンターテインメントを退職し、パチンコ業界をあらゆる角度から語ることのできる唯一無二の存在として活動。執筆、ファン向け活動の他、コンサルティング業務等を引き受ける。


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