3. コンセプトを定めよう!
現在、ほとんど動きを見せないパチンコ店に共通している事は、資金不足以外で言えば「今、具体的に何をしていいか?わからない」という事ではないでしょうか?コロナ禍での広告規制強化や旧基準機撤去スケジュールも近づいた事で、現場はただただ「感染防止」の為の清掃のみに終始しているようにも見えます。
恐らく、予算の目標数字はあるが現場での特段のアプローチはなく、ただ「入替」で終わっている為、稼働が減っている原因についても想像がつかないのかな?と感じるところです。法人によって、抱えている背景も異なるので、その運営方針について提言できませんが、シンプルに「提供対象」「提供方法」「提供価値」のコンセプトは定めるべきです。具体的に、すぐにやらなければいけない事も整理出来ますし、その効果性についても組織に認識が浸透しますし。何よりお客様に店舗の変化を感じてもらい、そのメッセージを受け取ってもらえるのは大変大きい事だと思います。
ここが、コンセプト再定義のチャンスだと思いますので、是非、早急に議論を進めて欲しいと思うところです。
■プロフィール
チャーリー・ロドリゲス・湯谷
自称パチンコ・パチスロ伝道師。この立ち位置を20年近く続けているロートル業界ウォッチャー。特技はスプーン投げ。今ではスプーンも曲げられない程、筋力低下。「意見待つ!」と言い続けて、20年。他人の意見に未だ弱く、老化は続くか、パチンコやパチスロに賭ける情熱は衰えず!