●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若77
はい皆様ごきげんよう!もう4月になったってのに連日のように雪が降りまくりの仙台は、関西人からしたら理解に苦しみますね…。
(゚Д゚)どないなっとんねんっ!春とちゃうんかっ!
ツッコミを入れてもどうにもならんのですが、この冬はもう買い足す事がないだろうと思われた灯油を、またポリタンクを引っ張り出してきてガソリンスタンドに買いに向かう東北の季節感…まだ慣れない。
さてさて、今回は来年に迫った「パチンコ店の禁煙化」について、中小ホールの立場から語らせてもらうと…
(゚Д゚)どないせえっちゅうねんっ!
である。うん、ほんとこれ。
ただでさえ、2021年2月に向けて新基準機への入替えで予算が超絶怒涛の限界突破してるのに、喫煙ルームを新設する金なんて無いですからっ残念っ!
これね、プレハブみたいなチープなモンじゃダメなんですよ。100人乗っても大丈夫であろうと、そんな事は関係なく完全密閉、規定以上の性能を備えた換気装置、さらに風適法に沿った可視化条件も必須になって、今手元にあるカタログを見る限りは3ケタ万円後半は下らない勢い。んで、とりあえず宝くじにでも当たって費用が捻出できたと仮定しても、その設置場所がまた大問題。中小の300台規模の店で、そんなもの新設するスペースなんて無いですからっ!これも残念っ!たぶん1シマまるっと台を引っこ抜き、そこに壁と屋根を作って必要設備を整える形しか無いんじゃないかな?なんか既にもう現実的じゃないぞ。
そこで資金的・スペース的に喫煙ルームを新設できないとなると、選択の余地なく店内での喫煙はお断りしか無いワケだ。これさ、その2021年までに新基準機に入れ替える計画まで挫折しかねないんですよ。何とか現状維持で乗り越えようとしてる中小ホールは、ここで躓いて2021年までも生命維持できない可能性さえ否定しきれない。
現状、世間全般と違ってホール内の喫煙率は圧倒的に高いじゃないですか。自分自身もそうですけど、まぁ台で吸いながら打てなくなるのは甘んじて受け入れるとして、喫煙ルームまで移動すれば吸えるホールと店外もしくは車まで戻らなければ吸えない(これはいいんだよね?)ホール、どっちを選びますかってハナシ。
このタイミングでタバコをやめるって人も増えるでしょうけど、喫煙ルームを新設できないホールは営業努力ウンヌンって話ではなくなるよね…。全席禁煙で成功してるホールも全国的にそうそう珍しいものでもないんだけど、それはほぼ大手で設備をガッツリ整えてる所だけでしょ?ホール内の平均年齢が60歳を超えてるようなSHOWAなぱちんこ屋を細々と続けてきている所は、まさに2020年4月・2021年2月と立て続けに襲い来る苦難を乗り越えられるのか?どうなんだい?
まぁ、相当数が店を畳むことになるんでしょうけど…大手ばっかり生き残って中小が死んでいく構図はなんとかならんのでしょうか?せめて電子タバコは対象外にして欲しいんだけど…ダメなもんはダメなんですよね…。はぅ。
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。