●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若73
今年の冬はあんまり雪降らなかった気がする仙台からぱちんこ愛を叫ぶオッサン!CRAナカムラです!皆様ご機嫌麗しゅう!クソ寒い事に変わりはないんですけど、スタッドレスタイヤが必要な状況が皆無なまま3月に入り、春ももうすぐな状況でございます。
まぁ、東北の3月中は関西の2月相当で、4月に入ったらすぐ春ってワケでもないのは経験済みなんで油断厳禁なところ。
さてさて、今日はちょっとマジメにパチンコ店における営業ツールのお話でもさせてもらおうかと思っております。
P-WORLDの登録ホール数が9,000件を切ったと業界がざわついていますが、そのP-WORLDが今から十数年前に「パチンコ店なら入ってて当たり前」という立ち位置を不動のものにしたのがメール配信機能。イベント全盛期という事もあり、顧客への情報発信が必須になった時代背景とマッチして、シェアをほぼ100%に持って行くまで一瞬でしたね。
当時、ナカムラは関西で店長してて、P-WORLDは無料登録のみでメール配信は別業者(たしか、『ピー●ー倶●部』とかいう名前)に月5万くらい払ってやってもらってましたが、P-WORLDに月1万ちょい払うだけでホームページもパワーアップして、WEB上からでも会員登録可能という超絶便利機能(当時)も付いてくるんだから、他業者と比較するまでもないのは当然な話。
そして、一般ユーザーもP-WORLDでの情報入手が当たり前になり、店は一度P-WORLDにメール配信を委ねると【P-WORLDの契約を切る=顧客情報の消失】という図式が成立するために絶対にヤメれなかったんだよね。情報を取る取らないはあくまでユーザー側の自由なので、店側が例え「この情報発信手段は今より便利!」と思っても、ユーザーを任意で移行させるのが困難だから、ホームページ機能はどうでもイイとしてもP-WORLDから離れれなかったのが正直なところ。
時代は流れて、当時は微塵も予想できなかったが「メール」そのものが死語になる日がやってきてしまい、さらには業界不況による廃業ホールの増加、ライバル媒体の登場などによってP-WORLDに激震が走っていると。ナカムラ自身もここ最近はあんまりP-WORLDを触ってないし、やっぱ使いづらいって話よく聞くし…。ユニークユーザー数の公開、ライバル媒体へのリンク禁止、ホールに改善アンケートしたりと必死で頑張っているみたいだけど、今業界が置かれてる状況を考えたら登録ホールの減少はこれからも避けられないだろうね。最後にフォローするってわけでもないけどさ、これほど美味しい商売を作った人は単純に凄いとは思うんだ。時代に合わせてもっと上手いやり方してたら、LINEと提携とかできてたんじゃね?今さら言っても時既にお寿司なんですけどね。
でねでね、実はこのP-WORLDの話は最初にちょこっとで流して、2021年2月問題についてメインで語るつもりだったんですけどねww 自制が効かずにここまで書いちゃったww
笑いどころもなくて申し訳ないんですけど、たまにはね!たまにはマジメな話もイイじゃない。だってここは天下の老舗業界誌の片隅なんですぜ?
って事でまた来週!
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。