●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若112
はい今年もあと1週間を切りまして、なかなか波乱万丈(※本人比)な2019が終わろうとしておりますNe。盛岡に実際来るまでは、桃鉄のイメージオンリーで「わんこそば屋」と「冷麺屋」が軒を連ねていて、その隙間に「ジャジャ麺屋」が潜んでいると思っていましたが、とんだ誤解だったと思い知った中年の星!CRAナカムラです。
皆様にご愛読頂き、今年も打ち切られることなく無事に年を越せるようで、連載も113回目を数えております。
( ゚Д゚)あざーーーっす!
さてさて、今年最後ということで「今年の業界振り返り!」的な記事を書こうかと思っておりましたが、何かありきたりなんで…ちょっとタイムリーな話題に乗っかりましょう。
兵庫県H市の某大手チェーン店の営業停止の話ですが、巷では
「〇調整(以下、メンテナンスと言う)してない店なんて無いんだから完全に見せしめだ!」とか
「所轄の温度差による被害だ!」とか
色々言われてますけども、結局はメンテナンス云々よりも
【それを用いて、煽った射幸性が許容範囲を超えたかどうか】
だけだと思うんですよ、ええ。
このお店は元々、色んな…ほんと色んな意味で有名な某スロ専の跡地という事もあってそれと関連されがちですが、お上が当時の「あそこの所轄は何やってるの?治外法権なの?」ってイメージを払拭したい思いはあったにせよ、
( ゚Д゚)そんな事は直接的に関係ない。
と思いますよ。だって全国のお上もメンテナンスしてる事くらい百も承知だし、それに絡めて長年に渡って「射幸心を煽るな!お目こぼしは継続するが…やり過ぎたらソコを突っ込むぞ!」という指導を続けてたじゃない。それに対して「一線を越えた」と判断された処置として、今回の摘発だったと考えるのが筋でしょう。
キーワード的な単語だけを並べたら、そりゃあ「メンテナンスしたら摘発された」なんでしょうけど、そこに至る経緯に上記のような流れがあったと聞いていますし、これがファイナルアンサーなんですよ。
お上の掌から決して脱出できないのが我々ホールの運営側で、各地域・各所轄のお目こぼし範囲内でどう営業するかが現代の営業努力ってモンなんです。そこでギリギリを攻め過ぎて、勢い余ってコースアウトした分の処罰なら妥当なんですよ。むしろそこで最高に厳しい処罰じゃなかっただけ温情があったんじゃないかなとも思いますよ。
だって無承認変更(量定A)の最悪は、チェーン全店舗の営業許可取り消しなんですから。
今回の一件に対して、厳しすぎる!とか見せしめだ!とかの意見はナンセンスだと思うよ、マジで。
( ゚Д゚)それでは皆様!また来年!
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。