大泉理事長以下、理事全てを再任

遊技場メダル自動補給装置工業会(大泉政治理事長)は11月16日、都内港区の第一ホテル東京で第29回通常総会を開催した。

冒頭、大泉理事長は挨拶の中で「日本の景気が良い中で、遊技業界の情勢は、ここ数年の中では最悪の状態だ。メダル工業会も厳しい決算で、器具類の販売数量は前年より大幅にダウンした。業界は厳しい状況が続くだろうが、依存問題など皆の知恵で解決し、少しでも来年は良い年にしたい」と、厳しい状況を説明するとともに、業界関係者の協力による事態打開を呼びかけた。

総会は組合員12社中全社が出席。議案は事業や収支決算の報告及び計画、経費の賦課金等徴収方法、役員選任を上程し、全て可決した。なお役員選任の結果、大泉政治理事長以下、全ての理事が再任となっている。

今期(平成29年10月~平成30年9月)、同組合の主力事業であるメダル補給装置に関わる器具類の総出荷個数は、前年比14.2%減(29,923個減)となる18万476個。厳しい情勢を踏まえ、次期の補給器具類の出荷見込みも今期比10%減と見込んだ。

総会終了後は懇親会が別室で開催され、日遊協の庄司孝輝会長、日工組の筒井公久理事長、日電協の佐野慎一理事長、全商協の林和宏会長ら各業界団体のトップが多数来賓として出席。ともに業界を盛り上げるべく、組合員を激励した。

大泉政治理事長

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