●CRA慟哭
この原稿を書いてる日の朝、家を出ると…駐車場が真っ白!どうりで部屋の暖房の効きが悪いワケですわ。部屋が寒いと愛犬ラオウがやたらくっ付いてくるので、ちょっと鬱陶しい反面、嬉しいと感じる東北の寂しいパチンコオヤジ、CRAナカムラです!押忍!
もう真冬到来ということで生活費に「灯油代」が強制的に重加算されて、ただでさえ火の車なナカムラ財政がさらに圧迫を喰らって声にもならない悲鳴を上げている今日この頃、そこはやはり「パチンコで生活費を稼ぐ」のが漢というモノですが、打つ時間さえままならないボクはどうしたら良いんでしょうか…。まさに「貧乏暇なし」を地で行く感じでございます。
さてさて、2~3週前のコラムで「ホールが相当数潰れる」と書いたような覚えがあるんですが、この流れヤヴァイですね。もう予想以上と言うか、絶句・慟哭レベルの廃業情報が舞い込みまくっております。この年末までに閉めるホールも多いみたいですし、正月営業を終えてから閉める予定の店も多々あります。全国ですんごい数のホールが来年1月31日までに逝ってしまう模様なんですが、この閉店ラッシュは主に「経営者がパチンコを諦めた閉店」なのが一番知るべきポイント。
もちろん借金が嵩んで企業として立ち行かなくなり純粋に倒産ってトコロもあるんでしょうけど、この年末から来年初めにかけて閉めるホールの大多数は「もういっか。パチンコにしがみ付いてても未来はない。いい機会だ辞めよう」みたいな感じなんですよ。余力はあっても、玉砕覚悟の突破を図らずに撤退という選択肢が確かにこのご時勢では正しいんでしょう…。世間からは嫌われ、体もメンタルも削られ、その上儲からないならやる意味はナイ!ビジネスライクに考えると確かにそうなんですけど、やっぱパチンコに全てを捧げてきた身からすると、ほんと悲しい。
遠い昔に自分のブログで書いた「このまま行くと全国でパチンコ屋は5,000店を切り、しかもその5,000店の大半は大型チェーン店のみになっちゃうYO」ってのが、この年末に来て一気に現実味を帯びてきた次第。
果たして来年2月1日の時点で全国のホール数はどうなってるんでしょうか。
一気に8,000まで行く?7,000まで行く?ちょっと予測したくもないんですが、ほんとそのレベルだと思うんですよ。いやぁ辛いッス。そしてさらにココにきて「とある怪情報」が業界内を走り回ってるみたいですが、アレは100%ガセですからね。ホール企業大手がゴニョゴニョして、政府が激オコで、来年以降さらに機械撤去させる圧力をウンヌンってやつね。
あのね、本気で潰しに来るなら換金問題できますから。心臓がノーガードむき出しの敵を殺しにかかるのにローキック打たないでしょ?それと同じ。そんな回りくどくて手がかかる殺し方しませんよ、お上もバカじゃないんだし。誰が流し始めた噂か知りませんが、もう1回言います、1000%ガセですよ。
とりあえず今日はこの辺で。
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。