吉村代表理事を再任/認証協

一般社団法人電子認証システム協議会(吉村泰彦代表理事)は9月20日、都内港区の第一ホテル東京で第14期定時社員総会を開催した。

総会は全社員が出席した中で進行。役員改選により吉村泰彦代表理事等の再任を決めたほか、㈱ロデオ(首藤保志代表取締役)の新規加盟を承認した。また今後の課題事項として、管理遊技機システムへの対応、依存問題への取り組みを掲げた。

管理遊技機システムの対応について同協議会では、専用ユニットの開発、製造等を担っているが、総会の場で既に試作機の基本動作開発、センター接続テストが完了したことを報告。今後、新規則施行に伴う修正が発生した場合の対策及び、更なるコスト低減を推進していく予定だ。

吉村泰彦代表理事は「我々は小さな組織だが、フットワークの良い団体である。業界が抱える問題として依存対策があるが、業界内外の有識者の方々と勉強会を重ね、業界としてどんなことをすれば良いのか、パチンコだけでなくカジノ、公営ギャンブルを含めた依存対策について議論している。認証協が業界における存在価値を高める上でも、我々の持てる全ての力で、情報発信であったり、団体間の協力をしっかりやっていきたい」と抱負を語った。

同協議会は、ホール企業の売上データの透明化を確保するための事業として2003年8月に設立。社員企業を通じ、玉貸機等で構成する売上管理システム「iクリアシステム」をホールに提供している。同システムの導入ホール数は約1,000軒(※2017年6月末現在)。社員数は本総会で新規加盟した㈱ロデオを含めて10社となる。

吉村泰彦代表理事

 

 

 

 

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