チャリティーゴルフ大会開催/回胴遊商

回胴遊商(大饗裕記理事長)は9月29日、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部において、 第12回理事長杯支部対抗チャリティーゴルフ大会を開催し、各支部から選抜された選手、来賓、組合員など133名が参加した。快晴の中行われた支部対抗戦では、僅差のポイントを制した中国・四国支部が優勝した。

大会前日の懇親会には、組合員、代表選手、関係各団体からの来賓など168名が参加。挨拶に立った大饗裕記大会会長は「業界の情勢もここまで来たら、苦しいとか厳しいとか言っている場合ではなく、業界の生き残りをかけて一致団結して頑張るしかない。現在、団体間で様々な交渉をしているが、業界生き残りという一点のみなので、関係各団体各位においては絶大なるご協力を頂きたい」と述べた。

来賓挨拶に立った大阪府遊協の平川理事長(全日遊連副理事長)は「業界はパチンコ依存問題の対応が最優先課題であり、全日遊連では、ホールの役割として店舗内に安心パチンコ・パチスロアドバイザーを置くべく各地区で講習会を開催し、8月までに3,500名のアドバイザーを輩出した。目標である年内に1万人に到達する見込みで、今後も取り組んでいく」と語った。

大会当日は絶好のコンディションに恵まれ、各支部から選ばれた選手らはチャンピオンコースを含む難易度の高いコースで競った。来賓で参加していた兵庫県遊協の平山副理事長が西コース5番において、驚きのホールインワンを達成し、大会に華を添えた。平山副理事長は「今日はゆっくり回るつもりだったが、やってしまった。入ったと聞いた時には両腕に鳥肌が出た」と述べた。平山副理事長には回胴遊商より特別記念品が大饗理事長より渡された。

表彰式で挨拶に立った全日遊連の阿部理事長は「規則改正に向け販社にはお店の認定作業でかなりのご負担をかけなければならない。そのため、なるべく昼間の作業を増やす事をやりたい。全日遊連の理事会でも昼間を広げていかないと、業界全体がブラック産業だと言われてしまうのは駄目だとして、検討を進めていきたい」と話した。

チャリティーで集まった浄財50万円は、公益財団法人犯罪被害者救援基金の迫田主査に 大饗理事長から手渡された。同基金は人の生命又は身体を害する故意の犯罪行為により、不慮の死を遂げた方、身体に重い障害が残った方の子弟のうち、経済的理由により就学が困難な方に対して奨学金を給付している団体。迫田主査は「この浄財は昨年も頂いており、犯罪被害に遭われた方々の救済の為に大切に使わせて頂く」と述べ、大饗理事長には同基金より感謝状が授与された。

大饗裕記理事長

※回胴遊商理事長の大饗(おおあえ)の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。 

 

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