(公財)大遊協国際交流・援助・研究協会(髙島洋理事長)は4月11日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪にて平成28年度奨学金受給証書交付式を開催。式典には、在阪中華人民共和国総領事館の盛弘強副領事、大阪府国際交流長の播本裕典氏、奨学生選考委員を務めた大阪府遊協の松井晶之助副理事長の他、留学生が在籍する大学関係者らが出席した。
交付式では髙島洋理事長が本年度から新規に奨学金を給付する留学生18名に奨学金受給証書を手渡すと「卒業後をしっかり見据えて、大学生活を真剣に取り組み、留学の目的を達成して欲しい。そして、留学生活から学んだ貴重な経験と知識を活かし、将来、日本の良き理解者となって日本と本国の真の懸け橋になって欲しい」と、留学生に祝いの言葉を述べた。
同財団の奨学金制度は府下の大学に在籍する留学生を対象に、学部生に月額5万、院生に月額7万円を支給するというもの。25年目となる今年は、新規に18名と継続12名の合計30名に支給。奨学生の国籍は中国、韓国、ベトナムなどアジア諸国を中心に8ヶ国に及ぶ。また財団では、奨学金の支給以外にも、奨学生が日本の文化等を学ぶため、社会見学会、日本文化体験会、親睦交流会などの事業を行っている。