セガサミーホールディングス㈱(里見治代表取締役会長兼社長)は2日、2017年3月期第1四半期決算短信(連結)を発表した。
連結経営成績は、売上高706億3,400万円(前期比33.4%増)、営業利益30億5,500万円(前年同期は営業損失94億5,500万円)、経常利益29億8,500万円(前年同期は経常損失87億600万円)、四半期純利益41億1,100万円(前年同期は純損失79億3,000万円)。
遊技機事業においては、伊勢志摩サミットの開催に伴い、新台の入替自粛を実施したことから販売タイトル数が減少し、一時的にパチンコ・パチスロ遊技機の新台入替は低水準で推移。合計販売台数はパチスロ29,902台、パチンコ20,525台(第1四半期に納品した主要タイトルは「パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュR2」(25,000台)、「CRビッグドリーム~神撃99Ver.」(11,000台))。売上高は212億3,900万円(同期比114.8%増)、営業利益は3億4,300万円(前年同期は営業損失67億5,900万円)となった。
第2四半期においては、主力タイトル「パチスロ北斗の拳 修羅の国篇」や過去シリーズから一新した「ぱちんこCR蒼天の拳天帰」等を販売。「遊技業界における健全化推進に関する声明」に基づき、遊技機の回収・撤去、並びに適正な遊技機への入れ替えを通じた遊技機産業の健全化に取り組んでいくとしている。