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早期回収、一致結束して対応を/全関東遊連

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全関東遊連(伊坂重徳会長)は7月14日、栃木県日光市のきぬ川ホテル三日月において第28回定時総会を開催した。総会は定員110社中85社員が出席するなか進められ、平成28年度事業計画・収支予算等上程した全3号議案すべてを可決した。

総会の冒頭、挨拶に立った伊坂重徳会長は「私達ホールにとって今、行政から提示された一連の遊技機回収撤去を14団体で合意した期限までにいかにして行うかという重大な局面において、全日遊連と全関東遊連の各都県遊協が一致した対応で臨んでいることを業界内外に示し、早期に安定営業の体制を確立することが最も重要である。現在の危機を転換のチャンスと捉え、ファンの皆様が安心して手軽に遊べる娯楽を提供していくことが今求められている。全国のおよそ4割の台数を有する大きな組織である全関東遊連が一致結束し、全日遊連の阿部理事長を支えていく」と決意を新たにした。

また、来賓を代表し祝辞を述べた栃木県警生活安全部の大垣良英部長は「昨年のレジャー白書の数値から高額費用を投入するヘビーユーザーの存在が推察され、さらに国会において遊技客の依存問題が取り上げられる等、ぱちんこ産業へ向けられる国民の視線はこれまで以上に厳しいものになっている。業界は一丸となって遊技機の不正改造防止対策、射幸性を抑えた遊技機の設置をはじめ、遊技客が安心して遊技そのものの面白さを楽しんでもらうための対策を積極的に講じられているところであり、大変心強く思うと同時に大きな期待を寄せている」と述べ、ぱちんこ産業のさらなる社会的地位の向上と健全化にむけた一層の尽力を求めた。

1伊坂重徳会長

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