50周年記念式典・祝賀会を開催/奈良県遊協

奈良県遊協(相羽宗一郎理事長)は6月15日、奈良市内のホテル日航奈良において第50回通常総会ならびに50周年記念式典・祝賀会を開催した。

昭和41年3月に創立以来、相互扶助の精神に基づく共同事業に積極的に取り組み、誰もが安心して遊べる大衆娯楽を目指して懸命なる努力を重ねて50周年の節目を迎えたことに相羽宗一郎理事長は「この上ない喜び」と語った。

第一部の通常総会では、組合員68名中、出席63名で総会成立報告のあと、平成27年度収支決算、事業報告、平成28年度収支予算、事業計画、補欠理事1名選出など全ての議案を満場一致で承認した。

次いで第二部の50周年記念式典では、奥野信亮衆議院議員、田野瀬太道衆議院議員、堀井巌参議院議員、奈良県警察本部生活安全部・大久保英二部長、全日遊連・阿部恭久理事長らが来賓祝辞を述べ、協賛や寄贈等、各方面にわたり社会貢献活動に取り組んできた長年にわたる業績に対し、お祝いの言葉が述べられた。

次いで奈良県防犯協会(200万円)、奈良県暴力団追放県民センター(100万円)に協力寄付金の贈呈。日本赤十字社奈良県支部へは、災害現場での応急救護所または現場指揮所として使用できる大型エアーテント設備一式700万円相当の目録が相羽理事長より贈呈された。この支援活動に対して感謝状が贈られたほか、この日に先駆けて贈呈した『ぬくもりの郷グループホーム』への高齢者福祉支援に対して川西町・竹村匡正町長をはじめ、ギャンブル、薬物、アルコールなど依存症者の回復支援に取り組む施設への支援(一般社団法人セレニティパークジャパン奈良・太田宏充施設長)、赤い羽根共同募金への協力(奈良県共同募金会 橿原支部・岩田弘子常務理事)の団体代表者も駆けつけ、感謝状が相羽理事長に贈られた。

奈良県遊協では、地域に根付いた老人・子供の福祉など地域貢献やのめり込み防止など多種多様な社会貢献活動を行っているが、平成27年度の寄付金総額は、熊本地震お見舞い金(100万円)を合わせて1,200万円余りで、平成元年から今年5月までにおける社会貢献活動関係の寄贈総額は、約5億6,817万円に及んでいるという。

第三部の記念講演には、1999年に引退した元プロ野球選手で、現在は野球解説者、評論家としてTV、ラジオに出演し、スポーツ番組や情報番組にゲストやパネラーとして活躍中の金村義明氏による「我が野球人生、果報は動いてつかむ」と題した特別講演が行われた。

1)50周年式典で挨拶する相羽宗一郎理事長DSC_0018

相羽宗一郎理事長

2)協力寄付金を受ける公益財団法人 奈良県防犯協会 菊池 攻会長DSC_0046

協力寄付金を受ける公益財団法人 奈良県防犯協会 菊池 攻会長

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