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山梨県遊協、西村理事長を再任

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山梨県遊協(西村成龍理事長)は6月2日、甲府市の甲府富士屋ホテルにて第49回通常総会を開催。委任状含む39名が出席する中、全議案滞りなく承認可決。任期満了に伴う役員改選では西村理事長を再任した。

冒頭、挨拶に立った西村理事長は、「検定機と性能が異なる可能性のある遊技機の問題に対応するため、遊技機の入れ替えに多額の費用もかかることになるが、これもファンからの信頼を得るための施策であり、投資でもあると前向きに捉え粛々と進めていく。昨年度は、新聞折り込みチラシに電話詐欺被害防止を呼び掛ける標語を掲載したが、こうした社会貢献活動もファンから信頼を得るための重要な施策。多くのファンから愛され安心して楽しんでいただく娯楽であり続けるために、そして当組合が健全に存続するために組合員の皆様には更なる協力をお願いしたい」と呼びかけた。

来賓祝辞では、山梨県警察本部生活安全部の功刀康友参事官をはじめ、同刑事部組織犯罪対策課の宇野晃課長らが祝辞を述べた。また行政講話では、警察本部生活安全企画課許認可管理室の日比野敏彦室長が登壇。日比野室長は、当組合の社会貢献活動等を評価した一方で、「パチンコ業界においては、のめり込みに起因すると思われる各種問題や、遊技機の不正改造事犯、賞品買取事犯、違法な広告宣伝・賞品提供等が後を絶たず、健全化を阻害する要因が残されているのも事実」と指摘。さらに、業界の健全化を推進する上で特に必要な取り組みについて①のめり込み問題への対策、②賞品の取り揃えの充実、③広告宣伝等の健全化の徹底、④ホールにおける置引き対策の4点を挙げ、法令遵守と健全営業について理解と協力を求めた。

総会では議事に先立ち、地域防犯に努めた個人への表彰式のほか、県下の福祉施設等に対し寄付金目録の贈呈式が行われた。

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