円谷フィールズホールディングスが2月7日に発表した2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比20.6%減の977億64百万円、営業利益が同23.8%減の93億90百万円、経常利益が同20.0%減の107億59百万円、純利益が同32.6%減の64億24百万円だった。
PS事業セグメントの業績は、売上高841億11百万円(前年同期比24.2%減)、営業利益85億70百万円(同21.9%減)。当第3四半期連結累計期間(2024年4月-12月)の遊技機販売台数はパチンコ機が前年同期比57.1%減の69,484台、パチスロ機が同5.9%減の62,468台だった。第4四半期は「e ULTRAMAN 2400★80」等パチンコ2機種、「L パチスロ シン・エヴァンゲリオン」、「L 東京喰種」等パチスロ5機種を発表し、当期に予定した商品の販売は既に完了している。また、第3四半期に販売したパチスロ「スマスロ モンスターハンターライズ」はじめ数機種がファンからの高い支持を獲得し高稼働で推移していることから再販が決定している。また、エース電研は旺盛な需要に積極的に対応するとともに当期より同社グループ入りしたことによるホールからの信頼感向上も相俟って、引き続き業績が好調に推移した。今後はフィールズとの営業拠点の統合を進める等、グループシナジー発現と効率化に向けた具体的施策に取り組んでいく。
コンテンツ&デジタル事業セグメントの売上高は128億71百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は27億94百万円(同6.9%減)。
通期の連結業績予想については前回発表を据え置き、売上高1,550億円(前期比9.2%増)、営業利益152億円(同28.5%増)、経常利益161億円(同24.3%増)、純利益116億円(同0.4%増)を見込んでいる。