3月3日、大和川再生委員会が主催する「大和川クリーンアップ大作戦」が開催され、1年後に控えた大阪・関西万博会場の大阪湾に流れ込む大和川を少しでも美しくして、日本各地をはじめ世界各国からの来訪者を迎えるため、大阪福祉防犯協会から会員とその家族、賛助会員有志および事務局の28名が参加した。
当日は、大阪・関西万博キャラクターのミャクミャクくんの陶板画除幕式を合図に一斉清掃が始まった。河川敷の朝は澄み渡った青空でよく冷え込んだが、日差しはもう春を感じさせる眩しさがあり、河川敷に繰り出した参加者は真剣な眼差しで一生懸命にゴミを拾ううちに、いつしか腕まくりをしたり、上着を脱いだり、額に汗を浮かべる人もいた。回収したゴミは、ペットボトル、レジ袋はもちろんのこと、自動車のタイヤ、布団などもあり、拾い集めたゴミの総重量は350キログラムとなった。
終了時には同協会から、日曜日の早朝から清掃活動に積極的に参加してくれた優しい気持ちに感謝を込めて、子どもにはお菓子の詰合せを、参加者には賛助会員の関西三本珈琲から提供された参加記念品が渡された。