平和は2月9日、決算を発表。2024年3月期第3四半期累計(4~12月)の売上高は1,028億4百万円(前年同期比11.6%減)、営業利益193億14百万円(同31.4%減)、経常利益185億46百万円(同33.3%減)、純利益116億9百万円(同43.4%減)。ゴルフ事業は好調に推移したが、パチンコ・パチスロ機の販売台数が減少したため、前年同期比で減収減益となった。
遊技機事業の売上高は263億22百万円(前年同期比39.3%減)、営業利益26億17百万円(同82.7%減)。パチンコ・パチスロ機の販売台数が減少したため、前年同期比で減収減益となった。パチンコ機は「バイオハザード RE:2」「ルパン三世 銭形からの招待状」等を発売し、販売台数2.3万台(前年同期比3.8万台減)、パチスロ機は「主役は銭形4」「戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師」等を発売し、販売台数3.8万台(同0.5万台減)となった。
ゴルフ事業の売上高は764億81百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益186億85百万円(同23.2%増)。堅調なゴルフプレー需要と収益構造改善の施策が奏功したほか、旺盛な需要を取り込んだ価格設定による顧客単価の上昇、前期に取得したゴルフ場が貢献し、前年同期比で増収増益となった。
通期連結業績予想については期初計画を下方修正した。パチンコ機の販売が低調なことに加え、型式試験適合に時間を要していることから、今期発売を計画していた遊技機を数機種を来期に見送ったため、販売台数はパチンコ機2.8万台(前回発表予想は7.9万台)、パチスロ機6.4万台(同6.1万台)となる見通し。売上高1,546億円→1,354億円(前期比4.8%減)、営業利益300億円→226億円(同16.0%減)、経常利益287億円→216億円(同18.9%減)、純利益210億円→137億円(同33.8%減)となる見込み。