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ニューギングループ、「Buy!TOHOKUプロジェクト」第18弾は「椿茶」

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「Buy!TOHOKUプロジェクト」第18弾

ニューギングループは、東日本大震災からの東北の経済復興を支援する取り組み「Buy!TOHOKUプロジェクト」への協賛企画として、岩手県大船渡市の株式会社バンザイ・ファクトリーとタイアップした。

「Buy!TOHOKUプロジェクト」は、2011年の東日本大震災を機に、地元の有志が立ち上がり始まった被災地の継続的な経済復興支援を目的とした取り組み。ニューギングループはこの趣旨に賛同し、自社のCSR活動「ほほえみサポートプロジェクト」の一環として、「Buy!TOHOKUプロジェクト」を通じて様々なサポート事業を展開してきた。

第18弾となる今回のプロジェクトでは、花慶ファミリーの角田信朗さん、連れ慶応援隊長の林家希林さん、「Buy!TOHOKUプロジェクト」実行委員会の岩本富貴実行委員長、ニューギン公式マスコットキャラクターのギンちゃんが7月19日に、岩手県大船渡市の株式会社バンザイ・ファクトリーを訪問。同社は、IT技術を活用した木工品や食品の製造販売を手掛ける企業で、冒頭では髙橋和良代表取締役から試行錯誤の末に商品化に成功した「椿茶」が紹介された。

髙橋代表取締役は、「震災前になかった商品を作ってきましたが、スタッフも含め『認められるのか』という不安を抱いて今日まで来ました。今回このように評価をしていただき、本当に励みになります。また、プロジェクトを第18回目までつないできてくれたニューギン様に感謝です」と振り返り、「東日本大震災の時に『なぜ、海辺の椿は津波を受けても生き残っているのか?』と疑問に思ったのが『椿茶』の始まりです。椿は他の樹種よりも根を深く張る性質を持っていて、いったん根を張ると最も強い木になる。原産国は日本であることもわかり、どんどん入れ込んでいきました。そして地域の方々、特に子どもたちに対して、震災前にはなかった商品が生まれて、その商品が全国に知られることを体感してほしい。そういう思いを込めてゼロから開発しました」と「椿茶」の開発に至った経緯を熱く語った。

岩本実行委員長は、「ご協力いただいたバンザイ・ファクトリー様、震災から12年間サポートしていただいているニューギン様には心より感謝です。そして、多くのパチンコファンの皆様がいて、我々の活動が続けられています」と謝辞を述べながら、「パチンコ業界も昔から苦境を乗り越えてきました。一度、深く根を張ったらどんな災害でも強く生き残る椿のように、我々も頑張っていかなければならないです」と意気込みを述べた。

「椿茶」は、ほんのり甘いのにノンシュガー、ノンカロリー、ノンカフェインであることが特徴。健康を気にする人にとっても嬉しい一品だ。出演者も実際に試飲し、「甘いものが食べられない減量時に良い」「パッケージも素晴らしくてプレゼントでも喜ばれる」などの感想が述べられた。

「Buy!TOHOKUプロジェクト」第18弾_椿茶

株式会社バンザイ・ファクトリーが製造販売する「椿茶」

次に出演者は「レッドカーペット・プロジェクト」が取り組まれている陸前高田畑に移動。同プロジェクトは、一般社団法人「レッドカーペット・プロジェクト」が推進している企画で、東日本大震災の被害を受けて未利用になった土地を陸前高田市から借り受け、椿を植樹。毎年、椿が赤い花を咲かせ、まるでレッドカーペットのようになることで、震災を忘れないとの願いが込められている。

実際に出演者もスコップと苗木を手に取り、スタッフの指導を受けながら椿を植樹。植え終えた林家希林さんは、「東日本大震災の時、その様子をテレビで見るだけでした。でも、こういうプロジェクトに参加して、震災がどれだけ大変だったかを知り、活力を持って復興に向かう被災地の方と交流すると、自分も身が引き締まる思いになります。これからも微力ながら復興に携わっていきます」と語った。

「Buy!TOHOKUプロジェクト」第18弾_角田信朗さん

「Buy!TOHOKUプロジェクト」第18弾_林家希林さん

椿を植える角田信朗さん(写真上)、林家希林さん(写真下)

続いて訪れたのは、東日本大震災の津波被害を受けた松の木の中で唯一生き残った「奇跡の一本松」で知られる高田松原津波復興祈念公園。一行は、献花台にて震災で亡くなった方々に黙とうを捧げ、「奇跡の一本松」と公園敷地内にある東日本大震災伝承館を見学した。

「Buy!TOHOKUプロジェクト」第18弾_奇跡の一本松

高田松原津波復興祈念公園の「奇跡の一本松」

角田信朗さんは、「このプロジェクトで毎回思うのが、人の思いというのは色々なものを動かして、多くの人に伝わっていくこと。『椿茶』にしてもほんのり甘い香りの中に思いが込められていて、こみ上げてくるものがありました」と述べ、「日本人であれば東日本大震災があった日のことは忘れない。でも何かしようと思っていても行動にはできなくて…。自分は、ニューギングループ様のご縁で被災地を訪れることができるので幸せです。人の役に立つ生き方を死ぬまで続けていきますので、どうぞこれからもご理解とご協力をよろしくお願いします」と、今回のプロジェクトを締めくくった。

なお、ほほえみサポートプロジェクト「Buy!TOHOKUプロジェクト」サイトでは、今回の取り組みを紹介する動画も公開している。

■ほほえみサポートプロジェクト「Buy!TOHOKUプロジェクト」サイト
https://www.newgin.co.jp/contents/buytohoku/

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