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業況は大幅に回復、3ヵ月後はプラス圏に転じる見通し/パチンコDI調査

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シーズリサーチ

シーズリサーチは4月10日、最新の「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を公表した。調査はパチンコ業界の景気動向の判定を目的に経営企業を対象に四半期毎に実施しており、今回の調査は2023年3月16日~3月31日にかけてファックス及びWEBアンケートにて実施。54企業、74地域から回答があった。

報告書によると、収益や売上・粗利といった全般的業況は▲1.4ポイント(前回比42.9良化)まで大幅に回復。3ヵ月後には5.5ポイントまで回復し、プラス圏に転じる見通しとなった。

稼動状況は「パチンコ」が▲39.7ポイント(前回比18.4良化)まで回復。「パチスロ」も27.0ポイント(同24.7良化)まで大幅に回復した。3ヵ月後は「パチンコ」▲27.0ポイント、「パチスロ」41.9ポイントとなる見通し。

資本投資気運(遊技機)は16.7ポイント(前回比29.2悪化)、資本投資気運(その他設備)も31.5ポイント(同9.5悪化)まで落ち込んだが、3ヵ月後には前者が35.2ポイント、後者は51.9ポイントまで回復する見通し。

「不足感(雇用人員)」は▲44.6ポイント(前回比0.9良化)、3ヵ月後▲48.6ポイントとやや落ち込む見通しで、厳しい状況が続く見通しとなった。

今後3ヵ月間の営業施策について増減差(拡大-縮小)で見ると、事業規模は「遊技事業」は13.2ポイント(前回比13.2良化)、「遊技以外の事業」は17.6ポイント(同8.5良化)となり、どちらも回復した。

遊技機設置台数は「パチンコ」が▲9.4ポイント(前回比2.8悪化)となり、やや低下した。一方、「パチスロ」は11.3ポイント(同8.0良化)まで回復し、プラス圏を維持している。

遊技機購入費用は、「パチンコ新台」が▲7.4ポイント(前回比6.2良化)、「パチスロ新台」が44.4ポイント(同8.1悪化)。「パチンコ中古機」は1.9ポイント(同3.7 良化)、「パチスロ中古機」は▲5.6ポイント(同0.3悪化)となった。

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