セガサミーHDが「心のバリアフリー好事例企業」に認定

セガサミーホールディングス_心のバリアフリー好事例企業

セガサミーホールディングス(東京都品川区、里見治紀代表取締役社長グループCEO)は2月21日、全ての人が平等に参加できる社会や環境の構築に向け、先進性、独自性、波及効果等の観点から、特に優れた取り組みを実施している企業として東京都が定める「心のバリアフリー好事例企業」に認定された。また、特例子会社であるセガサミービジネスサポートは3月23日、都が企業等と連携し、心のバリアフリーに対する社会的気運の醸成を図るため、従業員等の意識啓発等に取り組む企業として定める「心のバリアフリーサポート企業」に登録された。

同グループは、DEI※を経営の根幹に位置づけ、多様な背景の人々が活躍できる職場と社会づくりを目指しており、特に障がい者理解・雇用推進においては、エンタテインメント企業グループらしくユニークで多面的な施策を積極的に展開し、全ての社員が自分ごと化できるよう「巻き込み力」に注力している。 ※DEI:ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン=多様性、公平性、包括性

2021年からは領域の広いサステナビリティについて理解と共感を拡げる為、全グループ従業員に向けた「セガサミー・サステナブルウィークス」を開催。「障がい者理解体験型ユニバーサルマナー研修」や「ランチタイムパラコンサート」、「障がい者の為の公的支援情報セミナー」など、環境、人権、LGBT+、女性活躍等に関する全17種のイベントや研修を実施した。また、エンタテイメントを通じて、障がい者の活躍の場をつくりたい、その才能に触れる機会を提供したいという想いから、障がい者のアート「Art of the Rough Diamonds展」を年に一度開催しており、障がいの有無だけでなく、多様な背景を持つ人々が自分らしさを大切にし、共に働く仲間として理解尊重する企業文化を醸成している。

また、グループ本社を構える品川区への地域貢献として、特例子会社であるセガサミービジネスサポートを中心に本社付近の花壇を整備するなど、月に1回ボランティア活動を実施。「ありがとう」などと声をかけられることも多く、地域住民の皆様とのコミュニケーション活性化にもつながっているという。

なお、令和4年度の「心のバリアフリー好事例企業」には、同グループの他に8社が認定されている。

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