SANKYOは2月8日、2023年3月期の第3四半期決算を発表。連結業績は売上高1,280億65百万円(前年同期比82.1%増)、営業利益480億39百万円(同139.8%増)、経常利益487億74百万円(同133.9%増)、純利益386億70百万円(同128.2%増)。3Qに販売した「ゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~」が2022年のパチンコ機最多販売台数を記録するなど、順調に販売台数を積み上げた。またスマスロ機「L革命機ヴァルヴレイヴ」が導入後も高稼働をキープし、4Qに増産対応を行う大ヒットとなるなど、同社グループのパチスロ市場での存在感向上に大きく貢献した。
パチンコ機関連事業は、売上高1,035億70百万円(前年期比67.7%増)、営業利益451億64百万円(同101.1%増)、販売台数222,224台(同60.5%増)。3Qの主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーからくりサーカス」「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」、ビスティブランドの「ゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~」、ジェイビーブランドの「フィーバークィーンRUSH」など7タイトル。
パチスロ機関連事業は、売上高141億76百万円(前年同期比151.6%増)、営業利益63億38百万円(同1,074.0%増)、販売台数は30,058台(同138.4%増)。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ アクエリオン ALL STARS」とスマスロ機第一弾となった「L革命機ヴァルヴレイヴ」の2タイトル。販売台数進捗率は58.9%。
補給機器関連事業は売上高101億79百万円(前年同期比265.8%増)、営業利益6億33百万円(同610.8%増)。
またパチンコ・パチスロ機の販売も好調に推移していることから、通期業績予想を上方修正した。予想販売台数をパチンコ機25.0万台→26.8万台、パチスロ機4.0万台→5.1万台に見直し、売上高1,550億円(前期比82.7%増)、営業利益550億円(同157.5%増)、経常利益560億円(同151.6%増)、純利益450億円(同143.7%増)と、前回発表値を上回る見通しとなった。