SANKYOは11月7日、2023年3月期の第2四半期決算を発表。連結業績は売上高699億63百万円(前年同期比149.3%増)、営業利益264億15百万円(同806.4%増)、経常利益268億42百万円(同687.3%増)、純利益213億6百万円(同365.7%増)となった。主力タイトル「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」をはじめ販売したタイトルは総じて多くの引き合いがあり、計画を上回る需要に対して電子部品不足の影響抑制に努めた結果、近年にないペースで販売台数を積み上げた。
パチンコ機関連事業は、売上高630億21百万円(前年期比145.5%増)、営業利益282億75百万円(同334.9%増)、販売台数144,304台(同137.6%増)。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーからくりサーカス」「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」、ビスティブランドの「宇宙戦艦ヤマト2202 -ONLY ONE-」など5タイトル。販売台数進捗率は57.7%で、3Q以降は「ゴジラ対エヴァンゲリオン 〜G細胞覚醒〜」の他、新規タイトルの市場投入を準備している。
パチスロ機関連事業は、売上高47億51百万円(前年同期比320.0%増)、営業利益10億39百万円(前年同期は14億69百万円の営業損失)、販売台数は10,090台(同323.2%増)。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ アクエリオン ALL STARS」の1タイトル。販売台数進捗率は25.2%で、今後は同社初のスマスロ「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」などを市場投入予定。
補給機器関連事業は売上高20億円(前年同期比80.5%増)、営業利益4百万円(前年同期は45百万円の営業損失)。
2023年3月期の業績予想は、販売台数をパチンコ機25万台、パチスロ機4万台と計画しており、売上高1,350億円(前期比59.1%増)、営業利益450億円(同110.7%増)、経常利益460億円(同106.7%増)、純利益350億円(同89.5%増)を見込んでいる。