パチンコ・パチスロの販売を手掛けていた株式会社オーケーエー(新潟市中央区、金子勝浩代表)は8月1日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことを複数の信用調査機関が伝えた。負債は約40億円。
同社は1992年2月に設立。パチンコ・パチスロの新台および中古機販売などを手掛け、新潟県内のパチンコホールを主な得意先としたほか、関東甲信越および東北の一部を営業エリアとして展開。2018年からは中古機の販売に加えてレンタル事業も開始し、2020年1月期には売上高約21億8,700万円を計上していた。
新型コロナ感染拡大の影響などでパチンコホールの集客が悪化し、設備投資を抑制したことから、2022年1月期の売上高は約15億5,600万円に落ち込み赤字を計上。新型コロナ対応融資を導入したが、大幅な債務超過が続くなかで資金調達に難航、今回の措置となった。