兵庫県遊協総会、平山龍一理事長を再任

兵庫県遊協

兵庫県遊協は6月10日、神戸市中央区のANAクラウンプラザ神戸において第54回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では平山理事長が再任された。当日は、併せて兵庫県遊連65回定時総会、兵庫県遊防43回定時総会も開催した。

冒頭、挨拶に立った平山龍一理事長は「新型コロナウイルスは重症化リスクが低減しようやく経済活動が再開したものの、ウクライナ情勢によるエネルギー危機など引き続き厳しい社会経済情勢の中での開催となった。今年3月にギャンブル等依存対策推進基本計画の見直しがあったが、我々は社会的責任を果たす最重要課題として各種対策を進め、この度、当局からパチンコ業界の求めるすべての取り組み状況において目標が達成されているとの検証結果をいただいた。また社会貢献活動についてはコロナ禍により昨年、一昨年は「はぁ〜とふるふぁんど」支援事業が中止となったが、福祉基金支援事業は継続し、第17回社会貢献大賞において『少年の健全育成・安全安心な地域社会づくり支援』事業で都府県方面部門優秀賞を受賞するなど大きく評価された。今後も更なる業界の地位向上を目指していきたい」と述べた。

来賓では、公務中により出席の叶わなかった兵庫県知事の齋藤元彦氏に代わり兵庫県県民生活部長の城友美子氏が壇上に立ち「県内で新型コロナウイルスが確認されてから2年余り。遊技施設では休業要請へ協力いただき、以降も独自のガイドラインに基づく感染拡大防止対策によりパチンコ営業所ではクラスターが発生していない。またコロナ禍で多くの社会福祉施設が困難な状況に置かれる中、はぁ〜とふるふぁんど支援事業や社会福祉施設等への福祉車両の寄贈など、より良い社会づくりに取り組まれていることを心強く思う」と兵庫県知事の祝辞を代読した。

続いて兵庫県警察本部生活安全部長の宮根正憲氏からの祝辞も紹介され「特殊詐欺の被害防止活動、少年の健全育成、暴力団の排除活動など多岐にわたり協力いただいている。また安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度や自己申告・家族申告プログラムの普及をはじめとするギャンブル依存症問題の解消に向けた対策を推進し、一方では社会貢献活動にも尽力している。今後も更なる営業の健全化に尽力いただきたい」との内容が代読された。

議事では全7議案が審議され、全て原案通り可決承認。第6号議案の任期満了に伴う役員改選の件では55名の理事、2名の監事が選任され、理事長には平山龍一氏が再任された。

総会終了後には、昨年は断念した懇親会を今年は感染防止対策を徹底した上で開催。懇親会では公務多忙で出席の叶わなかった末松信介文部科学大臣に代わり、末松大臣夫人が代理として登壇し、祝辞を述べた。

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新執行部

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