カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を目指す区域整備計画を国へ申請する自治体は大阪府・市と長崎県のみとなった。
IR誘致を巡っては、大阪府、和歌山県、長崎県の3府県が誘致に名乗りを上げていたものの、和歌山は4月20日の県議会で否決され、申請期限の4月28日までに申請が行うことができないことから認定直前で頓挫するかたちとなった。これまで主導した和歌山県の仁坂知事は「痛恨の極み」として無念さを滲ませた。
大阪府・市では人口島「夢洲」にIR誘致を目指す区域整備計画が3月29日、市議会で大阪維新の会と公明党市議団の賛成多数で可決した。府議会でもすでに可決していることから府・市は申請期限の4月末までに国へ認定を申請する方針。
同じく長崎県でも4月20日の本会議で賛成多数で承認されており、28日の期限までに国へ認定を申請する。