一般社団法人遊技産業健全化推進機構(五木田彬代表理事)は12月4日、遊技機性能調査9月~11月分の結果を公表した。
同調査は6月より開始され、これまで6月~8月分まで公表されていた。しかし、機構では毎月公表だった方針を、9月分より「適宜お知らせする」と変更。その後は、機構より調査結果の公表が無かった。
今回、公表された9月~11月分の結果は下記の通り。月を追うごとに改善に向かう結果となっており、特に10月、11月は、調査台数の半分以上で一般入賞口への入賞が確認された。また11月は、平均2,970個の打ち出しに対し、一般入賞口への入賞球数が10個以上確認された台数が45台と、それ以前の結果に比べ、大きく増えている。
なお、遊技機性能調査の今後だが、当初予定だった異常発見時における12月以降の行政通報は、周知の通り留保状態とした上で、調査自体は今後も続けていく。
【9月~11月(及び6カ月累計) 調査結果】
■9月
・有効調査台数
88店舗147台
・一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数
57台(全体の38.8%)
・入賞が確認された台の入賞球数内訳
1~3個 48台
4~6個 6台
7~9個 3台
10個以上 無し
■10月
・有効調査台数
71店舗113台
・一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数
58台(全体の51.3%)
・入賞が確認された台の入賞球数内訳
1~3個 41台
4~6個 10台
7~9個 2台
10個以上 5台
■11月
・有効調査台数
123店舗197台
・一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数
107台(全体の54.3%)
・入賞が確認された台の入賞球数内訳
1~3個 34台
4~6個 20台
7~9個 8台
10個以上 45台
■6カ月累計
・有効調査台数
443店舗715台
・一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数
318台(全体の44.5%)
・入賞が確認された台の入賞球数内訳
1~3個 188台
4~6個 55台
7~9個 21台
10個以上 54台