東京都遊協(阿部恭久理事長)は11月26日、都内新宿区の遊技会館で定例理事会を開催した。
阿部恭久理事長は冒頭の挨拶で「全日遊連では、遊技機の速やかな撤去という話を今年の夏からしていたが、これに加えて、検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機ということで、行政より撤去依頼が来ている。今日はこの点について、皆さんに十分理解頂きたい。また11月から実施した賞品の価格改定は、全都一丸となり非常にスムーズに来られた。今後、遊技機の性能が変わる中で賞品の価格改定は非常に大きなポイントになる。この点も今日の理事会で十分理解頂きたい」と述べ、各種施策の実施に対する組合員の理解を呼びかけた。
理事会では、「適切な賞品提供の徹底について」の実施状況の報告があった。周知の通り、東京都では11月2日より脱業界等価体制へ移行した。その現状について担当者は「警察の指導無しで、組合の力で業界の遊技環境を変えることができた。ただし、都内で2社のホール企業が(組合で決めた施策を)実施していない」と説明。その後、当該企業と組合側との折衝状況を述べた上で「引き続き、両社に対し、粘り強く呼びかけていく」方針を語った。
また当日は、㈱A-gonより「CRA-gon昭和物語」のプレゼンが行われたほか、会場の一部に試打ブースを設け、集まった理事等に同機をアピールした。
「CRA-gon昭和物語」を試打する組合関係者。