PCSA(金本朝樹代表理事)11月19日、都内千代田区のアルカディア市ヶ谷にて、第14期第2回臨時社員総会・第54回PCSA経営勉強会を開催した。
社員総会の冒頭、挨拶に立った金本朝樹代表理事は、検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機の撤去について「世の中にある全機種が検定機と同性能のものでは無いと聞いている。非常に深刻な問題。優先順位はMAX機種の自主撤去で、1年以内に撤去しなければ行政との折り合いがつかないだろう」としたうえで、「高射幸性遊技機に頼った営業に今こそ終止符を打ち、経営のやり方を変える必要がある。誰が見てもMAXは娯楽ではなく賭博に位置する機種と言われ今日まできた。今回のこの問題をメーカーの責任にするのではなく、メーカーとホール業界全体で取り組み始めるいい転換期として捉え、大衆娯楽への一歩に繋げたい」と業界全体の問題として対応していくとの考えを示した。
議案審議では、「PCSA遊技約款の改定版」として、遊技契約終了時期の明確化や、会員からの要望に対応した英語中国語韓国語ロシア語の多言語化など修正点を報告した。
経営勉強会では、㈱ダイナムジャパンホールディングス取締役兼相談役の佐藤洋治氏が「やがて世界は1つになる~古希を迎えた佐藤洋治の人生70年で到達した哲学~」と題した講演を行った。
写真説明 金本朝樹代表理事