宣言明けも感染症防止対策の取組み継続へ/東京都遊協

東京都遊協_9月定例理事会

東京都遊協は9月29日、オンラインを併用し都内新宿区の遊技会館にて9月の定例理事会を開催した。

理事会の冒頭、阿部恭久理事長は、緊急事態宣言解除後も新型コロナ感染防止対策を徹底するよう呼びかけたほか、旧規則機の計画的撤去に伴う新規則機の設置比率について言及。新規則機への移行が伸び悩んでいる現状に危機感を示し、計画的な撤去と適切な排出について協力を求めた。

理事会では、「緊急事態宣言解除及び東京都からの協力依頼に伴う感染症再拡大防止の取組みの継続」が上程され、賛成多数で可決。10月以降も感染防止対策の再徹底や各種広告宣伝の配慮、21時以降のネオン等看板照明の消灯を確実に実施することを周知した。

報告事項では、8月の定例理事会で3度目の組合員資格停止が決議された「株式会社カクタ・パールショップともえ町田609」において、撤去期限を経過したにも関わらず稼働させていた高射幸性回胴式遊技機「ミリオンゴッド-神々の凱旋-BD」、「戦国コレクション2KS」、「スーパービンゴネオM1」の全11台が9月20日までに撤去されたことを報告。同店には9月22日までに改善が確認できない場合は脱退勧告を検討する旨を通達していたものの、期限内に撤去の確認がとれたことから脱退勧告は行わないこととし、180日間の資格停止処分は当初の期限である2022年2月7日まで継続するとした。

このほか理事会では、2023年から導入されるインボイス制度や、中古機流通協議会で8月6日に承認された各種様式の押印省略について各委員会から報告がなされた。

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