役員改選で古川理事長が再選、2団体に福祉活用車両を贈呈/滋賀県遊協

滋賀県遊協は5月26日、大津市内の琵琶湖ホテルにて第59期通常総会、滋賀県遊技業防犯協力会第56期定時総会及び滋賀県遊技業交通安全協力会第38期定時総会を開催。議案審議では、2020年度事業報告、収支決算、2021年度事業計画、収支予算などが上程され、全て原案通り承認。任期満了に伴う役員選出では、理事長に古川照雄氏が再選した。

2020年度の事業報告によると、依存問題への対応では年間計5回のパチンコ・パチスロアドバイザー講習会を実施したほか、シール貼付や指差し確認シートの活用、18歳未満の立入禁止措置の徹底を図った。社会貢献活動では、マスク5万枚(250万円相当)を滋賀県に寄贈、県下2支部より県内3警察署管内に対し、交通安全協会への啓発用品を各ボランティア団体に寄贈したと報告した。

2021年度の事業計画には、事業の基本方針・施策に新型コロナウイルス感染症への適切な対応を新たに盛り込み、「依存問題に向けた諸施策の推進」「ホール駐車場等における子どもの事故根絶」「遊技機リサイクルの責任自覚と具体的な取組みの推進」などを継続的重点推進事項として取り組んで行くことを確認した。

例年、通常総会に併せて行われる同組合と一般財団法人滋賀県民間福祉振興財団による福祉活用車両及び浄財の寄贈式は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の観点から開催規模を縮小、寄贈式では寄贈受納団体14団体の代表者3名に目録が贈られた。令和3年度は福祉活用車両3台(累計87台)を県下の一般財団法人「おうみ福祉協会」等2団体、「滋賀県防犯協会」等12団体へ浄財を寄贈。拠出した寄贈総額は約430万円となった。

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