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国際ゲーミング見本市「G2Eアジア」が初のオンライン開催、 アルゼとセガが出展

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新型コロナの流行長期化により、11月(911日)に開催を延期することが発表された国際ゲーミング見本市「G2Eアジア」だが、例年の開催時期にあたる今年525日、初めての試みとなるオンライン形式の「G2Eアジアオンラインエキスポ&カンファレンス」が開催された。

今回のオンライン展は1日限りで、現地時間の午前10時から午後6時までの開催。参加登録後にメールで届くアクセスキーを使って特設サイトの個人ページにログインすることで、出展者の会社概要、商品・サービス紹介閲覧、11のオンライン商談予約、商談相手とのテキスト&ビデオ通話のほか、カンファレンスの中継動画を視聴できるという仕組みのもと、カンファレンスの視聴も含めて無料で開かれた(通常のリアル展ではカンファレンスは有料)。出展者にアクセスするルートについては、企業名/担当者名/商品名のアルファベット順リスト、ジャンル別検索、登録時に入力した関心事などのデータに基づくレコメンド方式などが用意されたものの、サイトのUI上で展示会らしい雰囲気は正直なく、バーチャル会場内にアバターを歩かせてブース探索や別の参加者とのネットワーキングができるような工夫や、カンファレンスなどアーカイブ視聴に対応すればなお良かったといえる。

今回の出展者数は約20社で、ゲーミング機器及びカジノ用品メーカー、システム・ソフトウェア関連企業などが中心。事前に約100社が出展予定とアナウンスされていたことから、誘致に苦戦したことも伺える。参考までに、直近で開催された2019年のリアル展の出展者数は約200社だった。G2Eアジアの華となるのが、大型ブースを展開する大手スロットマシンメーカーだが、今回のオンライン展に出展したのは5社にとどまり、業界最大手の姿はなかった。出展5社のうち2社が日系メーカー「アルゼゲーミング」と「セガサミークリエイション」で、それぞれETG(電子テーブルゲーム)とスロットマシンを複数機種展示。なお、日系の出展はこの2社のみだった(前回リアル展では7社)。近年、世界のカジノ業界における日本版IR(統合型リゾート)への関心は高く、G2Eアジアのカンファレンスでも主要テーマのひとつとして取り上げられてきたが、今回のカンファレンスはオンライン開催ということもあってIR及びゲーミング産業へのITの応用(スマートゲーミング)が主となった。

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WEALTH RUSHシリーズなど6製品を展示したセガサミークリエイション

初開催ということや、未だコロナ禍の真っ只中にあることを受け、出展社数の少なさやサイトの見せ方など多々課題は残るが、2年ぶりに業界関係者へネットワーキングのチャンスを提供したことに大きな意義があったといえよう。G2Eアジアは抜群の実績と信頼を誇るプラットフォームとしての役割を担っており、業界関係者にとってなくてはならない存在なのだ。約2年半のブランクを経て開催される11月のリアル展に否が応でも期待が高まる。

目下、マカオでは新型コロナの市中感染確認が400日以上にわたってゼロを維持しており、封じ込めに成功している状況。同じく状況が落ち着いている中国本土との間では、昨年第3四半期にかけて往来制限緩和が進んだ。すでに新型コロナPCR検査陰性証明の提示などの条件をクリアすれば、隔離検疫なしでの往来も可能となっており、中国本土からのインバウンド旅客が戻りつつあり、カジノ売上も回復が進んでいる。新型コロナの流行状況は先が見えづらいところもあるが、世界各地でワクチン接種が進む中、11月のリアル展が予定通り開催されることを願うばかりだ。

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