公益財団法人大遊協国際交流・援助・研究協会(大遊協財団、上浦文雄理事長)は4月7日、「令和3年度年度外国人留学生奨学金受給証書交付式」を開催した。
大遊協財団は大阪府内で居住しかつ活動する外国人に対する国際交流事業、犯罪・事故被害防止の啓発事業等の推進並びに大阪府内に居住し、かつ大阪府内の大学に通学する留学生に対する奨学金支援事業等を行い、国際交流の推進と国際都市大阪の発展に寄与することを目的に、大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)の社会貢献事業のひとつとして設立された。
事業の柱となる奨学金交付事業は府下の大学に在籍する外国人留学生を対象としており、今年度は6カ国14大学の学生21名(新規7名と継続14名)への奨学金受給を決定し、交付式当日は上浦理事長より新規・継続それぞれの代表者に受給証書が手渡された。
財団は今年7月で満30年を迎えるが、これまでの奨学金受給者は、今年の新規7名を加えて実人員で414名、延べ920名(26カ国・地域、39大学)となる。
式典は新型コロナウイルス対策として、必要最小限の規模にして、感染対策には最大限の配慮が行われた上で開かれた。受給証書の交付の後、ドイツ出身の奨学生代表者から、「奨学金のおかげで学業に専念することができます。夢を実現する為にがんばっていきたい」との謝辞が述べられた。