藤商事は5月7日、2021年3月期の決算を発表した。これによると売上高は前期比7%増の269億27百万円、営業利益3億83百万円(前期は20億54百万円の赤字)、経常利益4億86百万円(同22億79百万円の赤字)、当期純利益1億22百万円(同47億19百万円の赤字)となり黒字に浮上した。
期間中、上半期には「Pリング 呪いの7日間2」、「P遠山の金さん2 遠山桜と華の密偵」を市場投入。下半期は新規タイトルとして「Pとある魔術の禁書目録」、「P FAIRY TAIL2」、「P戦国†恋姫 Vチャージver」、「P緋弾のアリア ~緋弾覚醒編~」を市場投入した他、その他のシリーズ機などを継続販売した結果、パチンコ機の販売台数は70千台(前期比40.8%増)、売上高は269億20百万円(同37.6%増)となった。パチスロ機については、6号機市場の低迷及び型式試験の適合状況を踏まえ、発売を見送った。
また、2022年3月期の連結業績については、売上高346億円(前年比28.5%増)、営業利益20億円(同421.3%増)、経常利益20億円(同311.0%増)、当期純利益14億円と予想。営業利益及び経常利益は急拡大する見通しとなった。