セガサミーグループは31日、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアティブ「The Valuable 500」に加盟したと発表した。
セガサミーグループは、「環境」「依存症」「人」「製品/サービス」「ガバナンス」の5つの重要課題(マテリアリティ)に取り組んでおり、そのひとつである「人」では、働きがいや多様性の向上、不平等の排除を重点項目としている。
同グループは、今後も創造性豊かな企業風土を形成していく他、ダイバーシティを当然のこととし、人権の尊重と差別の禁止、弱者保護による不平等排除の徹底を推進していくという。また、障がい者活躍支援をダイバーシティ&インクルージョンの重要な柱のひとつと位置づけ、障がい者一人ひとりが個性や強みを活かして活躍できる職場づくり・雇用の推進、障がい者雇用・理解についてのグループ役員・社員向けセミナー・研修の実施と積極的な情報発信、スポーツ・文化・芸術を通じた障がい者活躍支援活動の推進などを行っていく。
「The Valuable 500」は、2019年1月にダボス会議にて発足した、障がい者が社会、ビジネス、経済において活躍し、潜在的な価値を発揮できるような改革を、世界500社のビジネスリーダーたちが声を上げて起こしていこうという考え方。2021年3月31日現在、世界の445社が賛同している。