SANKYO 第3四半期決算 販売タイトル数減少で減収減益

SANKYOは2月8日、2021年3月期の第3四半期決算を公表した。それによると連結業績は、売上高410億00百円(前年同四半期比33.6%減)、営業利益42億53百万円(同59.7%減)、経常利益50億61百万円(同55.5%減)。当四半期はホールの新機種購買意欲回復を見込み新機種投入を加速させたが、上半期に販売タイトル数を絞ったため、例年に比べてタイトル数は減少、減収減益となった。

パチンコ機関連事業では、SANKYOブランドの「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア2」、「フィーバーゴルゴ13 疾風ver.」、ジェイビーブランドの「フィーバークィーンⅡ」など5タイトルを販売。売上高370億円(前年同四半期比22.0%減)、営業利益97億円(同16.5%減)、販売台数86千台(前年同四半期は116千台)となった。

パチスロ機関連事業では、Bistyブランドの「シャア専用パチスロ 逆襲の赤い彗星」を販売。売上高16億円(前年同四半期比82.2%減)、営業損失21億円(前年同四半期は24億円の営業利益)、販売台数は4千台(前年同四半期は23千台)となった。

補給機器関連事業は、売上高20億円(前年同四半期比51.1%減)、営業損失52百万円(前年同四半期は2億円の営業利益)。

第4四半期は、新解釈基準機の普及・定着を図るとともに、ドラム・羽根物・ドットなど多種多様な新機種や業界初の新システムを採用した機種を投入し、ホールの需要を喚起していく。

2021年3月期の通期連結業績予想については、8月7日に公表した予想から変わらず、売上高735億円、営業利益80億円、経常利益87億円としている。

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