故・段為梁氏をしのぶ会 業界内外から多数の関係者が参列

7月28日に逝去した前大阪府遊技業協同組合理事長の故・段為梁氏をしのぶ会が11月16日、故人が代表取締役会長を務めていた光明興業株式会社本社(大阪市中央区)において開催され、業界内外から多くの関係者が参列し、別れを惜しんだ。

大遊協理事長の平川容志氏は弔辞で「会長の身近で感じましたことは、『何事にも全力で取り組め』というまさに哲学と実行の人でした。段会長の熱いリーダーシップがあったからこそ、大遊協という大きな組織を率いて、行政当局の指針に沿った組合活動を進められ、業界の発展へと結びつけられました。今、遊技業界は法改正の影響も伴い、遊技人口の減少に歯止めがかからない厳しい状況下におかれています。こうした時に会長からのご指導ご教授いただけないことは、本当に残念であり、心寂しく感じる次第です。残された者として、また、後任の大遊協理事長として、会長にご心配かけることなく、遊技業界の復活、発展に向けて、さらに尽力して参ります」と述べた。

喪主を務めた同社代表取締役社長の段正峰氏は「今、父を失って、その偉大さを実感しています。これからは父の事業方針を継承し、幸せ創造企業を社是として努力して参りたいと思います。ご臨席賜りました皆様、生前の父同様、ご厚誼、ご指導賜りますことお願い申し上げます。本日はご臨席賜りましたこと、心からお礼申し上げます」と謝辞を述べた。

段為梁氏は昭和35年、光栄商事株式会社代表取締役、昭和57年に光明興業株式会社代表取締役に就任するなど、光明グループ各社の社長、会長として経営の陣頭指揮を執っていた。昭和47年からは大阪府遊技業組合連合会監事に就任。その後、昭和50年6月から大阪府遊技業協同組合・副理事長に就任。平成13年5月から平成23年6月までの間、5期10年にわたり理事長を務めた。その間、全国組織である全国遊技事業協同組合連合会の理事、副理事長を歴任。理事長退任後は名誉会長として、総会、社会貢献、未来っ子カーニバル等、組合活動に接していた。

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