経済産業省は、特定のサービス産業の売上高等の経営動向を把握し、景気や雇用動向等の判断材料とするため、毎月実施している「特定サービス産業動態統計調査」の7月度の速報値を公表した。
これによると調査対象企業が営むパチンコ店は合計1,214店舗で、1店舗あたりの設置台数は541台。調査結果から算出した1店舗あたりの売上高は前年同月より48百万円減少し192百万円(前年同月比80.1%)となった。遊技機1台あたりの売上高は前年同月より93,398円減少し354,514円、1日あたりに換算すると前年同月より3,013円減少し11,436円(31営業日で算出)となった。
コロナ禍の影響がもっとも強く出た5月からは、売上高が2ヶ月連続で前月を上回っており、前年同月比でも6月の30%減から7月は20%減まで縮小幅を縮めている。