SANKYOは8月7日、2021年3月期の第1四半期決算を公表した。それによると連結業績は、売上高179億60百万円(前年同四半期比58.2%増)、営業利益37億52百万円(前年同四半期は営業損失5億96百万円)、経常利益41億81百万円(前年同四半期は経常損失1億55百万円)で、増収増益となった。
同社グループは第1四半期連結累計期間において、パチンコ機関連事業で「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア2」と「フィーバー真花月2 夜桜バージョン」の2タイトルを新規販売。「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア2」の追加受注を獲得したことなどにより33千台(前年同四半期は18千台)を販売し、売上高は前年同四半期比140.0%増の169億円、営業利益54億円(前年同四半期は営業損失2億円)となった。一方、パチスロ機関連事業では新規販売タイトルがなく、販売台数は3百台(前年同四半期は6千台)、売上高は前年同四半期比92.0%減の2億円、営業損失7億円(前年同四半期は営業利益7億円)となった。
なお、今後の新規販売タイトルとして、第2四半期にパチスロ機1タイトル、第3四半期以降にパチンコ機6タイトル、パチスロ機2タイトルの販売を予定。2021年3月期では、パチンコ機150千台、パチスロ機28千台の販売を計画している。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、前回は未定としていた2021年3月期の通期連結業績予想を公表しており、売上高735億円、営業利益80億円、経常利益87億円としている。