香川県遊協は6月5日、高松市内の香川県建設会館にて令和2年度通常総会を開催。組合員の書面決議によって上程された全6議案は全て可決された。
令和元年度の事業報告によると、最優先課題である依存症対策について、県内で3回目の開催となる「安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会」を45名参加のもと実施し、県下受講者は延べ271名となり全日遊連が目標とする1ホール3名を達成。子ども事故防止対策では、組合員ホールにおいて駐車場の巡回点検や店内放送等に積極的に取り組み、子ども事故防止の徹底を図ったとした。「ホールにおける電気使用量等調査」の実施結果によると、対前年比で8.0%の減少、本計画基準年度比で31.6%の減少となり、地球温暖化防止対策に大きく貢献したと報告された。
事業計画では、「パチンコ・パチスロ依存問題への対応」「パチンコ・パチスロファンの回復・拡大」「安定したホール運営の確立」「積極的な社会貢献活動」「新型コロナウイルス感染症対策への迅速な対応」の5項目を事業の基本方針・施策に挙げた。特に「パチンコ・パチスロ依存問題への対応」については、従来から取り組んでいる各種施策に加え、新たに取り組むべき事項についても積極的に検討していくとした。また継続的重点推進事項としては、「手軽で快適に遊技が出来る遊技環境の構築」「被災地の復興に向けた支援活動」等、14項目が挙げられ、業界の健全な発展のため、総力を挙げて事業に取り組むとしている。