臨時総代会で阿部理事長を再任/東京都遊協

東京都遊協は6月12日、都内文京区の東京ドームホテルで臨時総代会を開催した。総代会は125名中79名の出席により成立。上程された任期満了に伴う役員改選の件では、理事長に阿部恭久氏を選任。ほか新任を含む副理事長15名と専務理事1名を執行部として承認した。

東京都遊協では5月25日に緊急執行部会を開き、都が示した独自のロードマップにおいて「ステップ3」に位置付けられたことを受け、東京都認可の協同組合として協力要請を全う出来ないことなどを理由に、専務理事を除く執行部が総辞職していた。

冒頭の挨拶で阿部理事長は、休業要請に応えた組合員に謝意を示しながら、「マスコミにパチンコ業界のみが休業要請に従っていないかのような報道をされた時期もあった。マスコミの過剰な報道に対して疑問を持つ点は多くあったが、業界として足並みを揃えることの重要性を強く感じた。これからは新型コロナウイルスにどう対応しながら生活をするのかという段階にきたが、パチンコ・パチスロ産業21世紀会で制定した拡大予防ガイドラインを遵守し、パチンコ店からクラスターを発生させないという強い気持ちを持って営業することが肝要。組合員一丸となってウイルス対策を推進し、ファンに安心して遊びに来ていただく環境を整えていきたい」と決意を述べた。

当日は議事に先立ち、長年にわたり組合運営に尽力してきた退任理事や監事21名に対し、感謝状贈呈式が行われた。

阿部恭久理事長

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