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日工組が新時短機能「遊タイム」を正式発表

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日工組は3月17日、2019年12月20日に改正された「技術上の規格解釈基準」に伴う「遊タイム」等の技術仕様についての説明会を開催。説明会には日工組の筒井公久理事長、渡辺圭市技術担当理事らが出席し、改正した日工組内規を踏まえながら「遊タイム」の概要を説明した。型式試験へは順次申請中であり、適用機は4月1日からホールでの設置が可能となっている。

「技術上の規格解釈基準」の改正を受け、日工組では2019年12月26日に「日工組内規」を制定している。内規の改正ポイントは、「時短の作動回数の上限値(100回)の撤廃」「従来の時短に加え、2種類の新たな作動契機による時短の追加」「確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能」の3点で、緩和により「3つの時短発動」が可能となった。

『2種類の新たな作動契機による時短の追加』については、これまで大当たり終了後(確率変動終了後)を契機として作動した時短以外に、低確率中の規定回数の図柄変動後(b時短)と、低確率中の特定図柄の表示後(ⅽ時短)の2種類を新たに追加。日工組は、通常時に規定回数まで大当たりしなかった場合に突入する上記のb時短を「遊タイム」と名付けたことを正式に発表した。

「遊タイム」は、低確率中に規定された回数(規定回数は遊技機で1個)の図柄の変動があると時短が作動。規定された回数は「技術上の規格解釈基準」として、大当り確率の分母2.5倍以上~3.0倍以下、時短回数は日工組内規で「大当り確率の分母3.8倍以下」と上限値を定めた。「遊タイム」作動契機及び作動回数の確率別の具体例は下記の通り。大当たり確率1/319のタイプの例では、通常時に規定回数の798~957回転を消化した後に「遊タイム」が発動し、最大で1,212回転継続すると示されている。

●作動契機の確率別の具体例

大当り確率(低確率) 遊タイム(b時短)が作動するまでの回数
1/99 248回~297回
1/199 498回~597回
1/319 798回~957回
設定⑥ 1/99 設定① 1/119 297回(1通りのみ)
設定⑥ 1/266 設定① 1/319 798回(1通りのみ)
設定⑥ 1/250 設定① 1/319 作動不可

●作動回数の具体例

大当り確率(低確率) 遊タイム(b時短)の作動回数
1/99 最大376回
1/199 最大756回
1/319 最大1212回

c時短は、低確率中に「7・7・8」など特定の図柄が表示されると作動する時短で、「技術上の規格解釈基準」では時短回数に上限がないものの、日工組内規では「大当たり確率の分母の3.8倍以下」と定めた。

リミッターの上限値に関しては、今まで1通りのみしか設けることのできなかったリミッター上限値の数が確率変動100%(転落なし)に限り、2通り(各出現率1/10~9/10)設けることが可能に。例えば、確率変動100%突入機の場合に大当たり3回で終了していたリミッター機が、上記条件を満たしていれば大当たり3回または5回と2通り搭載できることになる。

冒頭、筒井理事長は「(適用機が)直近では適合を受けた機械も出てきており、順次市場へ設置されることとなる」と述べ、新型コロナウイルスの影響により懸念される部品の供給不足については、流動的であるものの改善し始めた現状を明かした。渡辺理事は概要を説明する中で、「これまで技術上の規格解釈基準の改正は何度かあったがここまで大きく変わったことはない。遊タイムは時短が重複した場合でも、今の時短機能を継続させるなど、お客様にとって不利にならない+αの機能。改正規則で出玉性能が落ちた中、日工組としては射幸性に頼らないゲーム性を実現しながら市場を活性化させたい」と話した。

「遊タイム」のプロモーション展開については、3月下旬~4月上旬に専用Webサイトを開設し、認知拡大を図っていく予定。

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