滋賀県遊協は、4月21日に開催した理事会において「取材」等の広告宣伝を全面的に禁止する自主規制を決議、文書を通じて組合員に通知した。規制開始日は2019年6月1日より。
今回新たに制定した規制の内容は、ライター取材、雑誌取材及び有名人の来店イベントなどの告知について、店内・店外を問わず、取材予定日の告知を含む事前告知、当日告知、事後告知(記事等の掲載を含む)を禁止するもの。規制の対象となるのは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、折り込みチラシなどの紙媒体、ポスター、POP・掲示板などの店内販促物、インターネット・SNS・ブログ・ツイッター・LINE、フェイスブック・ユーチューブ・インスタグラムなどのWEB媒体など全ての媒体となっている。
規制の範囲は、営業者はもちろん営業者からの関与が思料される広告会社・企画会社に加えて、個人などが行う全ての広告・宣伝に関する告知とした。
関西エリアの動向としては、大阪府遊協が昨年12月1日より「取材」等の告知に関して店舗内外問わず事前、当日、事後の全てを禁止するなどして、広告宣伝の健全化に取り組んでいる。