全国の店舗でプルタブの収集活動を行うマルハンは、2018年度の活動を通じて集まったプルタブ約3,200kg(約640万枚)を車椅子4台に交換し、これに同社がマッチングとして購入した車椅子1台を合わせた計5台を営業店舗所在地域の福祉施設へ寄贈した。13年目を迎えたこの活動による累計寄贈台数はこれで355台となった。
同社は毎年1月から12月までの期間に全国のマルハン店舗で収集したプルタブを環公害防止連絡協議会を通して車椅子に交換し、営業店所在地域の福祉施設へ寄贈する活動を行っている。活動を始めたきっかけは、「マルハン美しが丘店」(北海道)が近隣の小学校からの依頼に協力したこと。それが北海道営業部全体の取り組みへと広がり、同社50周年(2007年)を機に全社での取り組みとなったという。
今回はマルハン新名張店(三重県)、マルハン村松店(静岡県)、マルハン福島店(福島県)、マルハン鈴鹿店(三重県)、マルハン相模原店(神奈川県)の5店舗の従業員が福祉施設及び社会福祉協議会へ出向き、車椅子を届けた。
同社は「来店客だけでなく地域住民にも『マルハンがあって良かった』と思ってもらえるよう、今後も良き企業市民として地域貢献活動に努め、社会への責務を果たしていく」としている。