全日遊連は、11月14日に開催した全国理事会後の記者会見で「組合加盟店舗の実態調査」の結果を公表。10月中の新規店舗数がゼロだったことを報告した。同調査での新規店舗ゼロの月は初めてだという。
10月末時点での営業店舗数は9月末より59店舗減少し9,303店舗。また、新規店舗数は0店舗(前年同月比4店舗減)、廃業店舗数は46店舗(同比11舗増)、休業店舗数は127店舗(同比13店舗増、10月中に休業した店舗は28店舗)と、廃業店舗、休業店舗がともに前年の水準を上回った。
遊技機の総設置台数は、9月末より2万72台減少し396万8,085台。前年同月との比較では92,528台の減少となった。種別毎の内訳は、パチンコが前月比1万2,827台減の243万316台、パチスロが同比7,245台減の153万7,687台、じゃん球などのその他の遊技機が同比増減無しの37台となっている。
記者会見の席上、阿部恭久理事長は「新規店舗ゼロというのは初めて。12月になるとまた新規開業のお店が出てくるかも知れないが、ゼロというのは我々としては非常に大きなショック。ただ、これが現実」と肩を落とした。