フィールズ中間決算、営業損益が39億円の赤字に

フィールズは11月7日、2019年3月期第2四半期の連結業績を公表。パチンコ、パチスロ事業では、下半期中心の販売計画としたことで、営業損失39億円を計上するなど、厳しい業績で推移した。

上半期の連結経営成績は、売上高180.4億円(前年同期比48.8%減)、営業損失39.1億円(前年同期の営業損失は27.8億円)、経常損失40.6億円(前年同期の経常損失は32.9億円)、純損失32.5億円(前年同期の純損失は32.9億円)と減収減益になった。

パチンコ、パチスロ事業では上半期、パチンコ新台3.3万台、パチスロ新台1.0万台の計4.3万台を販売(前年同期比5.6万台減)。同社では「上半期は新規則対応への作り直し期間となり、下半期中心の販売を計画している」とした。

下期は第3四半期において、既に販売しているパチンコ、パチスロ5機種が計画通りの売上計上となっており現状、約39億円の営業損失が約14億円まで改善する見込み。また第4四半期においては、パチンコ7機種(うち、甘デジ3機種)、パチスロ3機種の販売を予定。来年2月から3月にかけて販売を見込む主力タイトルも、適合済みのタイトルが複数あるという。

通期業績の予測は、パチンコ、パチスロ事業の下半期の業績が堅調に推移していることから、同事業の営業利益が約15億円になると見込んだほか、㈱円谷プロダクションの営業利益5億円を合わせて、連結営業利益が期初計画通り、約20億円になると見込んでいる。

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