豊丸産業は10月13日、名古屋市中村区の本社にて一般ファンを対象とした会社見学会を開催した。
これは、同社がパチンコ・パチスロ情報サイト「パチ7」の4周年記念企画『日本全国ところどころ行脚』とのコラボイベントとして実施したもので、工場見学、ショールーム試打、機種企画者との座談会などを通じてファンとの交流を図ることが目的。
イベントに参加したのはパチ7のサイトで事前に応募を行い、抽選で当選した18名。同社のジャケットに着替えた参加者は、同社マーケティング室リーダーの佐藤健氏からイベントの概要説明を受け、同社が実際に行なっている朝礼と同様に経営理念を全員で唱和した。その後、本社敷地内にある工場に移動し、釘打ちや役物の取り付け、検査といったパチンコ機が組み立てられていく生産ラインを見学した。
見学を終えた参加者は3つのグループに分かれ、役物の取り付けや完成した機械を検査する作業を体験。参加者の1人は「大好きな台(CRセクシーボウル)の組み立てができて、とても興奮している」と目を輝かせていた。
続いて、ショールームで11月中旬より導入が開始されるパチンコ新台「CRコマコマ倶楽部@エイジセレクト」を試打。まだ誰も遊技したことがないホール導入前の機種ということで、参加者は写真や動画を撮影しながら遊技を楽しんでいた。
また機種の企画者との座談会では、「『CR餃子の王将』はどういったきっかけで開発することになったのか?」「図柄が3つ揃って大当りがパチンコの定番なのに、なぜ『ナナシー』はコインが6個揃うかたちにしたのか?」「ホールでのパチンコの成績は?」など様々な質問が投げかけられ、普段、聞くことができないような機械開発の裏話やオフレコの話も飛び出すなど会場は大いに盛り上がった。
イベントを終え、マーケティング室の佐藤氏は「当社が一般のファンを対象にしたイベントを実施するのは、実は今回が初めて。参加者から豊丸産業のことがより好きになったという言葉も頂き、良かったと感じている。今回はパチ7さんとのコラボというかたちだったが、豊丸産業だけでもできるようにしていきたい」と話した。