千葉県遊協(田中幸也理事長)は6月7日、千葉市の京成ホテル ミラマーレで平成29年度通常総会を開催した。
総会は総組合員数379名のうち、委任状出席など含めて325名が出席。事業及び収支の報告や計画など全9議案が上程され、全て可決承認を受けた。
冒頭、同組合の田中幸也理事長は「昨年は前年度に引き続き、依存問題について多くの対応を求められた。昨年4月からは、安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度が開始され、当県においても昨年度、400名弱のアドバイザーを登録し、当初目標の1店舗1名を達成できた。今年度は1店舗3名を目標とし、今月より県遊協会議室で講習会を開催するので、参加をお願いする。県内の店舗数は、全盛期の700店舗から今年3月末での374店舗と半減した。今後も健全営業の推進を関係団体とも協力し、解決していかなければならない」と挨拶。依存問題に関する対応への更なる協力を呼び掛けた。
当日は議事に先立ち寄付金贈呈、表彰式が行われた。同組合が平成17年に設立した福祉支援事業「夢まるふぁんど」を通じた助成として、11施設・団体に支援金が贈られたほか、「夢まるふぁんど」に貢献した県内10ホールに対し優良店舗表彰を行った。合わせて社会貢献活動として、公益財団法人千葉県警察育英会と公益財団法人千葉県暴力団追放県民会議へ寄付金を贈呈したほか、柏の葉サイエンスエデュケーションラボへ、同組合と全日本社会貢献団体機構による共同助成事業内定証を交付した。
田中幸也理事長
恒例の「夢まるふぁんど」助成事業として、県内の11福祉施設・団体へ寄付金を贈呈。