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17団体に総額1,090万円を寄贈/愛知県遊協

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愛知県遊協(西原英烈理事長)は5月23日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋にて第57回通常総会並びに愛知県遊技業防犯協力会第33回通常総会を開催。

冒頭、挨拶に立った西原英烈理事長は「現在、我々の業界は大変厳しい情勢にあるが、これを乗り越え、更に発展するためにはこの情勢を逆手にとり、パチンコ・パチスロ遊技が健全で手軽、安心な娯楽であることを社会に広く示す好機と捉え、より健全、より安全・安心な遊技環境の提供、犯罪防止活動などへの協力が大切」との考えを示した。

議案審議では、4つの議案が上程され、全て原案通り承認可決。平成30年度事業計画では、例年実施事業としている「ファンの回復・拡大」「ホール経営の安定化、社会からの信頼獲得と法令の遵守」「組合員相互、関係業界及び関係機関・団体との連携強化」に加えて、大きく注目されることが予想される「依存問題対策の推進」を盛り込んだ。具体的な取り組み内容は、安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度の推進、リカバリーサポート・ネットワークへの支援、18歳未満の者の営業所への立ち入り禁止の徹底となっている。

総会終了後には福祉寄金等の贈呈式が催され、愛知県、名古屋市をはじめとした17の福祉団体等に総額1,090万円を寄贈。続いて行われた永年勤続社員表彰では、10年勤続147名、20年勤続46名、30年勤続13名、40年勤続1名の計207名に表彰状を贈呈し、永年の功績を讃えた。

来賓祝辞では、愛知県警察本部生活安全部の渡邊彰部長が、リカバリーサポート・ネットワークへの支援や駐車場の巡回などの依存問題対策、各店舗の立入り検査などの不正排除の取り組みを評価し、「大変心強く感じている。今後とも健全営業に向けてご尽力いただきたい」と述べた。

福祉寄金等の贈呈式では、17団体に総額1,090万円を寄贈(写真左が西原英烈理事長)

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