マルハン、非正規社員500名を正社員に

㈱マルハン(韓裕代表取締役)は4月4日、2018年度に約500名の非正規社員を正社員化すると発表した。

有期契約を繰り返し更新して通算5年を超えた非正規社員が、無期契約への転換を求めることができる改正労働契約法の「無期転換ルール」。同社では、このルールに先立ち、非正規社員を無期契約に転換し、正社員化を実施した。

今回、正社員化が決定したのは、通算5年を超える契約を更新した有期契約社員(パート・アルバイト、勤務地や勤務日数・勤務時間を限定する従業員)約2,500名のうち、無期契約への転換を希望した約500名。2018年4月1日より順次、正社員へと転換する。

非正規社員の正社員化について同社では「当社に理解のある貴重な人材をいち早く正社員化することで、少子高齢化による労働力人口の減少に備えた安定した雇用を実現するとともに、子育て・介護などのライフイベントによって働く時間や場所に制約が伴う従業員の多様な働き方を認めるため」としている。

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