韓国初の本格的IR「パラダイスシティ」が着工――セガサミーHD

セガサミーホールディングス㈱(里見治代表取締役会長兼社長)が韓国においてカジノの運営、ホテル、スパの経営を行っているParadise Co., Ltd.(以下、パラダイス)と設立した合弁会社、PARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.(以下、パラダイスセガサミー)は、11月20日に韓国初の本格的統合型 リゾート(IR)となる「パラダイスシティ」の起工式を執り行い、2017年上期開業に向けた建設工事を開始。起工式には、仁川広域市長や仁川広域市議会議長など来賓および関係者を合わせ約400名が出席した。

韓国の仁川国際空港国際業務地域において開発されるパラダイスシティは、パラダイスが40年に亘りカジノ施設運営および観光業など様々な事業を手掛けて蓄積した経験とノウハウ、そして、セガサミーの多様なエンタテインメントを生み出す企画開発力を融合し、全く新しい統合型リゾートの創出を目指す。330,000㎡の敷地内にラグジュアリーホテル、デザイナーズホテル、カジノ、商業施設、コンベンションホール、プレミアムスパなどを取り揃え、大人から子供まで楽しめる韓国初の本格的な統合型リゾートとして2017年上期の開業を予定しているという。

パラダイスシティは、711室のラグジュアリーホテル、韓国最大規模の外国人専用カジノ、コンベンションホールといったMICEを開催するための必要な機能に加え、文化ホールにおけるライブイベントやショッピングゾーン等を通じた韓流コンテンツの提供など、韓国カルチャーの一大発信拠点としての機能も有する。

セガサミーホールディングス㈱の里見治代表取締役会長兼社長は起工式で「パラダイスシティはアジアのハブ空港として存在感を増す仁川国際空港とともに、北東アジア地域における中心的な存在として大いなる発展を遂げ、韓国の観光産業を牽引するものと確信している。2017年、世界に誇れるパラダイスシティを開業し、この地で感動と驚きをもって皆様を迎えることを約束する」と語った。

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